Femtech Brand (フェムテック銘柄) Project
 



 
「Femtech Brand(フェムテック銘柄) Project」の誕生背景

 
 Femtech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。女性が抱える健康問題やライフステージの課題を技術で解決する製品・サービスのことを指します。日本では、ムーブメント全体を表現する言葉としても用いられています。
 
当協会は設立以降(2021年7月21日)、ウィメンズヘルスリテラシー向上のため、百貨店などの店頭接客、展示会や企業内セミナーなどを通して啓発活動を行っております。多くの方々と対話を重ねる中で、フェムテック産業は世界でも注目を集め、成長を続けているものの、日本社会全体での認知度はまだ低く、ひとりひとりに必要な情報や製品・サービスが届いていないと感じております。フェムテック製品・サービスを取り入れたいと思いながらも、「どのような選択肢があるのかを知らない」「何を選んでいいのかわからない」などといった声も、当協会には届いております。
 
そこで、ひとりひとりに必要な情報や製品・サービスを届ける後押しとなる、『Femtech Brand (フェムテック銘柄)Project』を立ち上げました。



 
〰Femtec Brand(フェムテック銘柄)Projectが目指すこと〰

 
1.フェムテック製品・サービスの情報、使用感、評価コメントなどを公開
自分に合った、必要なフェムテック製品・サービスを選択するためには、知っておくことが大切だと考えています。そのため『Femtech Brand(フェムテック銘柄)Project』では、フェムテック製品・サービスを知る場所として、情報や使用感などをオフィシャルサイトやSNSで公開いたします。選択する際の参考にしていただけます。
 
2.ヘルスリテラシーの向上
当協会は、設立当初からヘルスリテラシーの啓発活動を行っております。引き続き、啓発活動を行いながら、フェムテック製品・サービスについて知ることができる場所として『Femtech Brand(フェムテック銘柄)Project』を成長させていきます。そして、ひとりひとりのヘルスリテラシー向上につなげていきたいと考えております。



■「Femtech Brand(フェムテック銘柄)」に登録すると・・・
 
1.Femtech Brand(フェムテック銘柄)として協会HPに掲載されます。
2,Femtech Brand(フェムテック銘柄)登録証の授与します。
3.Femtech Brand(フェムテック銘柄)ロゴ利用権を付与します。
                          (1年更新)
 
■「Femtech Brand(フェムテック銘柄)」の流れ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

〇エントリーシートや必要書類の提出
 
〇1次評価:エントリーシートや必要書類による書類評価
▶通過した場合

    • 評価手数料支払い 

    • サンプル商品の郵送

 
〇2次評価:評価委員による実際の使用・利用による評価
▶通過した場合

    • 登録手数料支払い

    • フェムテック銘柄登録

・応募期間1か月間
・1次評価:応募された中から書類審査を行い4商品を選出します
・2次評価:2ヶ月間で4商品を審査します
・応募は隔月行います
・評価結果は応募月から3か月後になります
※第1回については上記スケジュールと異なります。

[応募]
エントリーシートにご記入いただくなど、必要な手続きを行っていただきます。
その内容にて一次評価行い、通過商品・サービスのみ本評価へと進んでいただきます。
・登録フォームに必要事項をご記入いただき送信いただくと、エントリーシートを返送させていただきます。
・期間内にエントリーシートや必要書類のご提出をもって一次評価へのエントリーとさせていただきます。
※エントリー数が枠に達した場合は、次回評価へのエントリーご依頼のご連絡させていただきます。
 
[書類評価(1次)&本評価(2次)の基準]
女性が手に取りやすく使いやすいか、継続的に利用できるのか、課題へのアプローチなど、協会が独自に定める「フェムテック項目」と、企業やブランドの姿勢、理念、世界観などを確認する「一般項目」を通して評価していきます。
 
[本評価の方法]
専門的な知識とフェムテック推進への情熱を併せ持つ、医師、大学教授、ビジネスパーソンなど、専門分野が異なる全7名が、2週間に渡って実際に商品・サービスを利用いたします。そのうえで独自の評価項目に基づき、評価いたします。
 
[フィードバック]
仮に登録に至らなかった場合でも、プロフェッショナルたちのコメントを基に、課題を抽出してフィードバックいたします。より素晴らしいプロダクトになるよう、ブラッシュアップソースとしてご活用いただけますと幸いです。
 
[認定後]
本評価を通過した製品・サービスには、「Femtech Brand(フェムテック銘柄)」とし、必要手続きを終えたのち、認定マークなどを送付いたします。当協会が推薦できる証として、自社サイトやSNS、カタログなどにてご活用ください。また、当協会のホームページ内でも認定製品・サービスとして公開いたします。


■Femtech Brand(フェムテック銘柄)の評価項目■

 
エントリーシートやその他の提出書類、商品・サービスの利用をもとに5段階評価を行います。
 
 ▷「フェムテック評価」
・健康課題に関する悩みや不安などの解消につながるか
・セルフケア製品・サービスとしての取り入れやすさ
・買いやすさ、買い求めやすさなどの入手のしやすさ
・使い方が分かりやすいか、継続のしやすさかはあるかなどの使いやすさ
・使用したことによってQOLが高まると感じるか(各メンバーの主観的評価)
 
▷「一般評価」
・企業・ブランドのSGDsへの考えと取り組み
・使用している成分や技術について(ジャンルによってはデータ提出)
・独自性、ニュース性、画期的などのマーケティング視点
・暮らしになじみやすいか、洗練された印象はあるかなどのデザイン性
・製品・サービスの開発背景や想いなども含めたブランディング視点
 
※商品・サービスのカテゴリーや内容により一部の評価項目は調整していく可能性がございます。


■評価委員

 
山田奈央子

一般社団法人日本フェムテック協会 代表理事
株式会社シルキースタイル代表取締役


上智大学文学部ドイツ文学科卒業。大手下着メーカーで下着の企画・開発・MDを行った後、国内メーカー・インポートランジェリーの販売を経験。世界初の下着コンシェルジュとして、下着セミナーや雑誌・TVWEBなどで下着のアドバイスを行う。2006年に株式会社シルキースタイルを女性二人で設立。女性特有のお悩みを解決するフェムテック商品やインナーを企画開発している。著書に『とっておきの一着さえあればいい』(宝島社)、『下着の品格』(カナリア書房)。

関口由紀

一般社団法人日本フェムテック協会 代表理事
女性医療クリニックLUNAグループ 理事長  女性泌尿器科医師


山形大学医学部医学科卒業、横浜市立大学大学院医学研究科修了、日本大学グローバルビジネス研究科修士課程修了。2006年横浜元町女性医療クリニック・LUNA開業。現在は、50歳未満の女性をスピーディーに診察する女性医療クリニックLUNA横浜元町と50歳以上の女性の心身のエイジングケアを行う女性医療クリニックLUNA ネクストステージを主宰。現在はグループ理事長。医学博士、経営学修士、横浜市立大学客員教授、日本泌尿器科学会専門医、日本東洋医学会専門医、日本性機能学会専門医、日本排尿機能学会専門医。著書に「トイレが近い」人のお助けBOOK(主婦の友社)、女性のからだの不調の治し方(徳間書店)、セックスにさよならは言わないで、悩みをなくす膣ケアの手引き(径書房)ほか多数。

蟹瀬 令子

一般社団法人日本フェムテック協会 理事
レナ・ジャポン・インスティチュート株式会社 代表取締役


上智大学文学部英文科卒業。博報堂、株式会社イオンフォレスト (ザ・ボディショップ・ジャパン)代表取締役社長などを経てレナ・ジ ャポン・インスティチュート株式会社を設立、 代表取締役に就任。 ほか、東急株式会社社外取締役、(株)FOOD&LIFE COMPANIES 社外取締役、(株)キタムラ・ホールディングス社外取締役、昭和女子大学客員教授など。著書に『やっぱ、自分ブランドでしょ。』(講談社)『心まで明るくなる深呼吸洗顔』(主婦と生活社)など。

高橋ゆき

一般社団法人日本フェムテック協会 理事
株式会社ベアーズ 取締役副社長


家事代行サービスのパイオニアであり、リーディングカンパニーである、株式会社ベアーズの取締役副社長/CVO&CLO。高橋ゆき自身の原体験をもとに、産業をつくろうと夫婦で創業。同社は、“働き方改革は暮らし方改革とともに!”を推奨し、“人が生きる、暮らす”という観点から、私たちの活動はSDGsやwell-beingそのものに直結すると考えている。社内では主にブランディング、マーケティング、アライアンス、新サービス開発、人材育成、DX推進担当。経営者として、各種ビジネスコンテストの審査員や、ビジネススクールのコメンテーターを務めるほか、家事研究家、日本の暮らし方研究家としても、テレビ・雑誌などで幅広働く活躍中。TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(2016年)」、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「極主夫道(2020年)」では家事監修を担当した。1男1女の母。

栗本夏帆

一般社団法人日本フェムテック協会 常任理事
鍼灸師


グラン治療院の統括院長として施術の提供及び鍼灸師のトレーニングを行うことと並行し、鍼灸や健康・美容関連の大学や専門学校にて講師を務める。女性特有の疾患・不調や心のケアについての教育も行う。 北海道科学大学 特別講師・窪田理容美容専門学校 特別講師

本庄加代子

東洋学園大学現代経営学部 准教授
日本マーケティング学会 理事 


慶應義塾大学大学院修了後、㈱博報堂コンサルティングの管理職を経て現職。ブランド構築、商品開発、CSR戦略、パーパス、広報PRなど企業のマーケティングに関する課題解決に長年従事。ビジネススクールにて女性のためのマーケティング講座をはじめ、企業や協会などでの講演歴が多数ある。大学教育においてはSNSマーケティングの実践を通じて、大学生のプロジェクトマネジメントスキルを養成。「ブランド戦略全書」(有斐閣・共著)などの論文著作物多数。更年期―老年期に関するエストロゲン研究の第一人者の父をもつ。

 

上田美央

一般社団法人日本フェムテック協会 事務局長
株式会社シルキースタイル代表取締役


上智大学文学部新聞学科卒業。Goldman Sachs 証券やマネックス証券を経て2006年シルキースタイルを女性二人で設立。 女性特有のお悩みを解決するフェムテック商品やインナーを企画開発。


費用
・評価手数料:77,000円(税込)
 ※初年度のみ、来年度以降は165,000円(税込) 予定
 
・年間登録手数料:110,000円(税込)
 ※初年度のみ、来年度以降は220,000円(税込) 予定
 ※1年ごとに更新、2年目以降は110,000円(税込)/年
 ※薬事法の変更等の理由により、継続時に改めて評価が発生する可能性がございます。


第1回「フェムテック銘柄プロジェクト」のスケジュール

 
・エントリーシート提出:20221231()
 
・結果のご連絡:20232月上旬予定
 ※メールにてご連絡させていただきます。
 
注意点

  • 審査基準についての問い合わせは受け付けておりません
  • サプリメントについては審査期間と審査体制の問題によりご遠慮願います
  • 書類選考通過後、貴社商品を郵送していただく際の郵送料は貴社負担でお願いいたします
  • 郵送いただいた貴社商品についての返送は致しかねます。
  • 賛助会員に申し込んでいただいた企業に関しましてはエントリー費用の割引があります。選考の判断には影響致しません。