「若く見える」を8項目でチェック|専門家による解説
またまた独断と偏見で“若く見えるスケール”を作ってみました。
1、太りすぎでも痩せすぎでもない
2、姿勢がいい
3、元気で疲れていない(目力がある)
4、清潔感がある(透明感がある)
5、(顔)シミが少ない
6、(顔)しわが少ない
7、(顔)たるみが少ない
8、(頭)毛髪量が多い
(解説)
1、太っていると老けて見えますが、痩せすぎも老けて見えます。
特に、中高年になると若い時よりちょっと太目のほうが、若く見えます。
BMI<体重kg÷(身長m)2>で、若い時は、18.5〜20。
50歳以上は22〜25くらいで体重コントロールするのが若くみえる秘訣です。
2、加齢すると女も男も性ホルモンが減って、骨粗鬆症と全身の筋肉量の減少が起こります。
この2つの変化の最初の徴候が猫背です。
意識して姿勢を正しくしている時間を長くするとともに、筋トレによる腹筋・背筋の強化も必要です。
3、「目力感」は、生き方がエネルギッシュであることが重要ですが、美容的に創作する場合は目をぱっちりさせるために二重まぶたにしたり、コンタクトレンズで黒目をはっきりさせたり、目元のクマをとったりするとよいとされています。
4、清潔感には、毎日入浴して、洗濯された衣服を着ており、髪も整えられているのが前提ですが、さらに美容的観点からすると、頬の肌の状態をよくしてシミや乾燥がなく、きめ細かく艶のある肌にしておくということが重要とされています。
5、シミに関しては日光にあたらないのが一番とされていますが、あまりにあたらないと体内のビタミンDの生成が低下して、骨粗鬆症になってしまいます。
ですから週2〜3回、1回20〜30分くらいは戸外にでて日光にあたることは必要です。
一方で、屋内でも日焼け止めを顔に塗る習慣をつけましょう。
また夏場は飲む日焼け止めを飲むのもよいでしょう。
できてしまったシミに関しては、レーザー治療が効果的ですが、レーザー治療で炎症性色素沈着になってしまう人は、クリニック専売の高濃度ビタミンA化粧品も効果的です。
6、しわは、額・眉間・目尻・ほうれい線などが気になる場所です。
しわに関しては、良いしわと悪いしわがあります。
一般的に笑いじわと呼ばれるしわは、あると良い印象を与えます。
一方しかめ面をした時のしわは、悪い印象を与えます。
ですから、なるべく日々しかめ面をせず、笑っているほうがよいですが、しかめ面に特徴的な眉間のしわができてしまった場合は、ボトックス注射をおすすめします。
7、頬のたるみに関しては、口まわりの筋肉の動きが少ないとたるみが進行するとされています。
パタカラ体操等を行い、口まわりの筋肉を鍛えましょう。
8、毛髪に関しては、毛髪量を維持するためには亜鉛含有食品(牡蠣、豚レバー、牛赤身肉、カシュ―ナッツ、卵)などを定期的に摂取するとともに、ストレスをためない規則正しい生活をこころかげる必要があります。
それでも気になる場合は、ミノキシジルの局所塗布や増毛なども効果的です。