日本フェムテック協会認定資格試験におけるAI活用に関する基本方針

日本フェムテック協会認定資格試験におけるAI活用に関する基本方針について

第1条(基本理念)

日本フェムテック協会(以下「本協会」という。)は、AI を現代社会における重要な思考支援ツールの一つと位 置づける。本協会の資格試験においては、AI の利用を一律に禁止するものではない。 フェムテックの社会実装を担う人材には、テクノロジーを適切に活用しつつ、自らの判断と責任において意思決定できる能力が求められる。本協会は、その能力の評価を目的とする。

第2条(AI 利用の原則)

1.受験者は、論文作成および課題提出にあたり AI を活用することができる。
2.提出物の内容についての最終的な責任は、すべて受験者本人が負うものとする。

3.AI を利用した場合であっても、提出内容を十分に理解し、自らの判断として統合していることを前提とす る。AI 利用の有無自体は、原則として評価の加減点対象としない。

第3条(評価の基準)

審査においては、以下の観点を重視する。
1.提出内容を自らの言葉で説明できる主体的理解
2.提案の前提条件・限界・リスクに対する認識
3.フェムテック領域における医療倫理・ジェンダー配慮・データガバナンスへの理解
4.社会実装を見据えた現実的かつ責任ある視点
表層的な整理や一般論にとどまらず、具体性と統合的判断力が示されているかを評価する。

第4条(面接試験における確認)

面接試験においては、提出物に基づき以下の観点から確認を行う。
1.テーマ選択の背景および問題意識の所在
2.提案内容の課題・リスクに対する理解
3.実装に向けた具体的な初動設計
これにより、受験者が内容を主体的に理解し、責任ある判断として説明できるかを確認する。

第5条(本方針の目的)

本方針は、AIの利用可否を規制することを目的とするものではない。
本協会は、AIを含むテクノロジーを前提とした社会において、倫理性と実装力を兼ね備えたフェムテック人材を育成・認定することを目的とする。


一般社団法人日本フェムテック協会
2026/04/16