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認定フェムテック
シニアエキスパート講座
(日本フェムテック協会
認定資格1級)が目指す姿

認定フェムテックシニアエキスパート講座
(日本フェムテック協会認定資格1級)が目指す姿

女性特有の健康課題に関する理解を深めた認定資格2級取得者が、自らの課題解決のみならず、他者の課題解決、企業におけるミッションの達成、社会課題の解決に向けて動き出すための講座です。

・事業・プロジェクト推進
・心とからだのウェルネス支援
・フェムケア

上記に焦点を当てた3つのコースを設定することで、より専門的に実践的に学びを深め、女性特有の心と体の不調に寄り添い、フェムテック業界を共にリードする人材を育成します。受講者の皆さんのフェムテックへの想いを実現し、組織や社会の課題解決と全ての人のQOL向上を目指します。

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プロジェクト推進コース

フェムテック事業やプロジェクト推進を実践できる人を育成します。

講座内容:
・Webでの講座視聴
・小論文提出
・プレゼンテーション試験

ウェルネス支援コース

職場において女性の心身のトータル的な支援の橋渡しができる「ウェルネスサポーター」を育成します。

講座内容:
・Webでの講座視聴
・Webでの選択形式のテスト
・試験課題の提出

フェムケアコース

正しいフェムケアを理解・実践し、普及できるプロを育成します。

講座内容:
・Webでの講座視聴
・Webでの選択形式のテスト
・試験課題の提出

合格者の声

▼▼▼▼合格者の声を動画で見る▼▼▼▼

①スターティア株式会社 マネージャー/小木曽 なつめ 様

②ユタコロジー株式会社 代表取締役/酒井 秀京 様

①会社役員/50代女性

2級で得た知識が背中を押すように「1級」に挑戦をしました。
多方面で活躍する講師陣の講座がとにかく面白く、ハードルが高いと思われた論文やプレゼンテーションについても、専門講師の動画指導があり、「自分らしく表現すること」と気負わず取り組むことができました。キャリア形成が目的でしたが、今後の人生においての自己成長のきっかけを頂きました。
「ウェルビーイングが高い人は良い仕事ができるようになる」との学びから、部内で心身の不調について気兼ねなく話せる環境づくりに努めたところ、一人ひとりの主体性が上がり、仕事のパフォーマンスが向上しました。

②一般社員/20代男性

男性である自身が経験を通して学ぶことのできない「フェムテラシー」を更に学びたいと思い1級を受講しました。
学術論文等を情報ソースとしていてしっかりと根拠ありきの講座は、自身の知見を拡げる上で非常に有用でした。論文やプレゼン資料作成は大変でしたが、講座を通しての気づきや学びをアウトプットすることは重要だと感じました。
1級を取得したことを社内SNSで発信したところ、社内でのフェムテックへの関心が高まり、周囲から声をかけていただく機会も増えました。
今後は少しずつ仲間を増やしながら、DE&I推進への取り組みにも参画していきたいです。

③人事職/30代女性

2級を取得後にワークショップを開催したり、人事職の観点で女性マネジメントなどについて質問を受けたりする機会が増えたため、自身の考えや学びをより深く探究するために1級を受講しました。
ビジネス的な観点でフェムテックのマーケットをどう広めていくか思考できた点がよかったです。様々なバックボーンの方がフェムテックについて学び、展開を構想していることを知れたことにも刺激を受けました。
講座で学んだビジネス的な観点を活かし、社内での理解浸透と個人事業を更に発展させていきたいです。

優秀者のご紹介

第1回認定フェムテックシニアエキスパート

2023年1月までに行われた第1回認定フェムテックシニアエキスパート講座にて、優秀な成績を収めました。

最優秀賞

塚越 可奈子 さん

株式会社ビタットジャパン 専務取締役

「女性需要と男性供給による日本市場でフェムケアコーナーを確立するために」
人生100年時代、女性がウェルビーイングな生き方を手にするための様々なサービスや商品が誕生する中、フェムケア商材は今、市場に「棚がない」状況だ。
 日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中116位と先進国で最下位となっており、流通における「管理的職業従事者の男女比」も例外ではないと言える。男性社会が色濃く残る流通業界で「フェムケア」というジャンルが確立するために我々は何をすべきだろうか。
 情報社会における店舗導入においては、女性消費者の市場動向と把握はさらなる正確性が求められ、女性需要と男性供給にタイムラグが生じている。ニーズを反映したリアルタイムな売り場へと変化する近道は、個の相互理解、男女のジェンダーギャップの差異を縮めることではないだろうか。
 そしてメーカーも話題性に頼ることなく、薬機法、エビデンスを整えた確かな商品づくりを心がけるべきである。確かな商品群こそが「崩れない棚」の土台になり得るからだ。
個と社会の理解と努力、その先に生まれるフェムケアコーナーで、女性が年齢に応じたヘルスリテラシーを得られる時代がくることを心から願っている。

・女性活躍とフェムテックに関して、日本が抱える問題をご自身の経験から身近な問題として適切にとらえており、具体的な例示やデータも適切で説得力ある論文でした。日本全体の経済や消費市場の問題につなげ、より広い視点でフェムテックを理解されていることがよくわかりました。
・「どんなにいい商品を開発しても、そこには男女の意識差があるから展開が難しい」というご自身が仕事を通じて感じている課題から入り、その差を埋めていきたいという社会的意義のあることへの想いがとても伝わってきました。
・どの職業領域でもフェムテックを意識することで、日本を変える起爆剤になるのだと、改めて教えていただきました。ありがとうございます。

優秀賞

小木曽 なつめ さん

スターティア株式会社 マネージャー

人事として働く私は、「CHO(Chief Hormone Officer)」という役割を組織で定番化させ、フェムテックの普及・推進に携わりたいです。
労働人口が減少する日本で、採用のための求職者への訴求や所属する社員の満足度維持に努め働き続けてもらうためには、フェムテックの活用以前に“ホルモンバランスの理解”が欠かせないと感じます。女性に限らず男性にも加齢によるホルモンの減少で身体に支障が出ることが分かっています。性別関係なく誰もが組織でのパフォーマンスを最大化させるため、必要なケアやヘルスリテラシー向上を人事主導で進めることが重要だと考えています。
今後ますます生産性高く日本経済を推進していく必要がある現代、一部の感度の高い人がムーブメントとして発信するだけではフェムテックの浸透が進みにくいことを踏まえ、企業に新たなCHOという役割を持った人事が一段深いところで従業員のための場を整備していく重要性を訴えてまいります。

・ご自身の経験と知識、そして課題感から生まれた新たな発想「CHO(Chief Hormone Officer)」を打ち出し、それを展開することで創られる新たな組織や社会がイメージできてとても良かったです。
・CHOという新しいポジションを企業のなかで定着させていくという新しいチャレンジはとても素敵なので、どうやって実践するかの方法論やアイデアがもっと出てくるといいと思います。一社が成功すれば、成功例を拡大できます。その一歩をぜひ。
・ご自身がCHO(Chief HormoneOfficer)」になれたらもちろんベストだと思いますが、それに留まらず、他の企業への必要性が広がっていく活動にまでつながっていくと社会的価値と意義が出てくると感じています。フェムテックアクションを実現化させ、ウェルビーイングな社会創りの第一歩となることを期待しております。

優秀賞

石川 大地 さん

富士通株式会社 一般社員

本論文では「月経で困っている人が,周囲からも即座に適切なサポートを受けられる世の中にすること」を目的として,ソフト面・ハード面双方から,必要だと考えるテクノロジーを用いたアプローチ手法をそれぞれ提案する。
ソフト面からは,日本国内の平均寿命および健康寿命双方の延伸や女性が高いパフォーマンスで仕事に臨める環境をつくるために急務である国民のヘルスリテラシー向上への提案として,デジタル証明・認証であるオープンバッジを仕組みとして取り入れた高校受験制度への「ヘルスリテラシー」内申点の追加を提案する。
また,ハード面からは,多くの女性が経験する外出時の突発的な月経にも柔軟に対応できる社会にするために,性別を問わず誰もが携帯でき,必要に応じて生理用品にも転用できる日用品雑貨の開発を提案する。
一部,従来の社会の在り方や制度を覆す提案となるが,目的を達成するためには有用なアプローチであると考える。

・まだまだフェムテック業界が発展途上ということもあり、課題解決をする上ではハード面だけでもだめでソフト面との両立が必要な中、その両日で必要性を訴えている点がとてもいいと感じました。
・高校生へのヘルスリテラシー研修案、とてもいいと思います。また、それを現場におろした時の具体的な提案も納得ができました。
・男女に関係なく生理商品を持ち歩くための日用品として開発することはとても面白いです。男性がこれを持つ必要性についてもっとふれると更によかったと思います。素材などについてもよく調べられており、説得力がありました。
・考察では負の部分にふれ、その解決策を述べている点、俯瞰で問題点を抽出しその解決法や現場での混乱についてなど、全てを網羅してあり充実した内容でした。

奨励賞

中島 潤子 さん

なかじま歯科医院 院長 ( 歯学博士、MBA、ケアマネジャー)

日本人の10人に8人は自分では気づかずに口呼吸をしていて、これがさまざまな身体の不調を起こすことがあります。特に寝ている時に口呼吸をする人は多く、これを簡単に確実に予防できるのが、口にテープを貼って寝るマウステーピングです。マウステーピングのさまざまな効果は、内科医の今井一彰先生と私の共著「世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング(幻冬舎)」で紹介しています。マウステープを使うと更年期にともなって起きてくる、頭痛、肩こり、めまい、睡眠障害、夜間頻尿、皮膚の痒み、じんましん、湿疹、胃腸症状、関節痛、リウマチの他、血圧や血糖値なども男女問わずに改善する方が多いのです。マウステーピングは誰でも簡単にできるセルフケアです。マウステーピングと併せて鼻うがいをすると、さらに効果が高まります。プレ更年期から更年期、ポスト更年期で、なかなか改善しない身体の不調をお持ちの方は、ぜひ一度お試しください。

・歯科医師ならではの視点でフェムテックに切り込んでいるところがとてもユニークで興味深かったです。
・取り組みが新しく、マウステープが更年期にきくというメリットが明確でした。なぜ必要かよくわかりました。
・更年期の不調をなんとか解決したいという熱意を感じました。日々の診療の中で患者さんに熱心に指導されている様子もわかり、当事者視点を忘れずに患者さんに接していることも読み取れました。
・啓発活動がまずは必要になってくるかと思いますが、とてもユニークなので、伝える場を広げつつ、行政などとも連携していくともっと活躍の場が広がるのでは、と感じております。今後のご活躍を楽しみにしております。

奨励賞

酒井 秀京 さん

ユタコロジー株式会社 代表取締役

私にとってフェムテックとは、「生きる喜びの現実化」である。
 女性のライフステージごとによって起きやすい身体や心の変化・症状、そして社会的文化的性差による息苦しさや困難を知り理解することは、性差を超えて「フェアー」であるという大きな気づきがあった。
 私が居るビルメンテナンス業界では、多くの老年期女性が活躍している。そこで、①働く時間の選択肢を持つことで、仕事マッチング機会の増加。これにより、ウェルビーイングの維持向上に貢献したい。②フェムテック防災の普及。南海トラフ大地震等の避難所では、フェムテック視点が欠如している。ビルメン業界としてフェムテラシ―を高めることで、実際現場での我々の対応力・相談力が上がる。女性たちの安心感につなげたい。
 上記2点の施策により、「生きる喜びの現実化」~今日も良いことあった。明日も良いこときっとある~の社会に寄与していく。

・ご自身が仕事現場でみてきたことや世の中の課題などの具体例がふんだんに盛り込まれていて、全体を通じてとても分かりやすいと感じました。
・まだ世の中としてもフォーカスがあまりされていないポスト更年期世代がフェムテックを活用することで、生きる活力と喜びにつながっていく、という社会的意義のあることにまでつなげている点は多くの方に気づきと勇気を与えてくれるものであると感じました。
・男性でフェムテックの重要性を本当に感じ、自らがアクションを起こして社会を変えていこうとしている方は、まだほんのわずかしかいません。そういう状況の中でいち早く大切さに気づき、アクションを起こされていこうとされていることは大変価値のあることですし、社会的にも意義のあることだと思っております。是非、ご自身のフェムテックアクションを加速化され、まわりの男性の方々、そして老年期の方への発信をしていき社会を変えていって頂きたいです。今後のアクション、展開を心から応援しております。

第2回認定フェムテックシニアエキスパート

2023年9月までに行われた第2回認定フェムテックシニアエキスパート講座にて、優秀な成績を収めました。

最優秀賞

上田 睦子 さん

株式会社朝日広告社
経営戦略センター 戦略ビジネスチーム 部長
コンテンツプロデューサー

2018年から40.50代女性を応援するプロジェクトに携わり、この年代を元気にするには更年期の克服しかないと感じていました。私の論文は誰もが幸せに働くウェルビーイング計画をテーマに、働く女性を取り巻く環境調査から4つの深刻なファクトを見出し解決法を論じています。4つのファクトとは『女性の60%が不調』『生理休暇が取れない』『更年期症状で病欠したら不利益な状況になった』『男性社員の理解がない』現状です。解決法は、職場での人間関係を良好にするための施策や企業研修プログラム、人に言えない心身の悩みをAI相談で解決を導く『フェムテック専門窓口プラットフォーム』を挙げており実際に開発に着手しています。私の使命はこれらを通し当職(広告会社)の立場を活かしてフェムテック普及に一緒に取り組んでくれる仲間(事業会社)を増やしていくことだと改めて強く感じています。

・ご自身が関わってこられた仕事がきっかけで問題意識を持ち、それを深堀りすることで見えてきた世界、やりたいことについて具体的に描かれているのがとても良いです。
・労働人口が減っていく中で誰もが幸せに働き続ける社会をつくる必要性がよく伝わってきます。
・文章力、構成力があり、文章が理解しやすく、説得力がありました。
・満点に近いが、独自の目線がもう少しあるとなおいいです。今後のご活躍を楽しみにしております。

優秀賞

井戸 日菜 さん

社会医療法人 杏嶺会 一宮西病院
人事部 キャリアセンター 副主任

「女性看護職員の離職防止策について~ヘルスリテラシーを高める支援の必要性~」
厚生労働省の発表によると、今後医療や介護のニーズが高まり、看護師が不足すると試算され、医療提供体制の逼迫が社会問題となっている。看護師の離職理由は、業務負担の大きさ・不規則な勤務など様々な原因があり、挙げられる原因に対して政府による支援が進んではいるものの、実際に急性期病院で人事として働く私が、看護職員と個別面談を重ねる中で見えてくる原因は、簡単に解決できるものではない。
看護師である彼らは、体に関することは一般人以上の知識を持っているはずだが、緊張感のある業務・残業・不規則な勤務による疲弊、人間関係の複雑化により、意外にも自分自身の心と体に上手く向き合うことが出来ずに離職に至るケースも多く、政府による支援や各事業所の福利厚生やキャリア支援だけでは不十分であると感じている。
そこで、すべての女性看護職員が自分自身のホルモンバランスや体調についての知識をつけ、一人一人が長期的な視点を持って、心と体のバランスを取ることで仕事のパフォーマンスを向上させることができる環境を整備するべきであると考える。
まずは自院の環境整備を進めて女性看護職員のヘルスリテラシーを高め、離職防止の糸口となること、そして女性看護職員がより良く働けるようになることで、社会問題の解決にも貢献できる病院を目指していく。

・問題意識が身の回りの現実であり、さらに日本の社会的問題でもあるところを選んだ視点が素晴らしいです。
・ヘルスリテラシーが高いと思われがちな看護職の方一人ひとりへのフェムテック的知識の重要性をあげ、実際の調査をもとに説得力のある解決策をあげている点がよかったです。
・医療現場を改善していく必要性があること、よく伝わってきました。実現化のプロセスを描くとともに、ネックになりそうなことも是非洗い出してみてください。今後のアクション、展開を心から応援しております。

第3回認定フェムテックシニアエキスパート

2023年11月までに行われた第3回認定フェムテックシニアエキスパート講座にて、優秀な成績を収めました。

優秀賞

網野 幸子 さん

ハウス食品株式会社
開発一部

本製品は、骨盤底筋トレーニング及びデリケートゾーンケアができる製品の提案となります。性成熟期後期以降、多くの女性が抱えているデリケートゾーンの不快感、その多くはUI、GSMに由来し、QOLを低下させています。ただし、骨盤底筋トレーニングとデリケートゾーンの適切なケアにより症状の一部を予防、改善できる可能性があると感じていますが、実際にケアを行っている人は少ないのが現状です。そこで、トライアル、継続がしやすい様、購入や保管時に抵抗のない外観、使用時に場所や人目に捉われない形状の、使い切りセルフケア製品を提案させて頂きました。併せて年代別のデリケートゾーンのお困り事も解決できる様、その年代に適した成分も配合する事によりGSM症状も一部改善できるようにしたいと考えています。この製品がフェムケアの認知拡大と浸透、及びトライアルへのハードルを低くする事に繋がればと思っております。

・ご自身が学んだことから問題意識を持ち、女性によりそった商品を作りたいというアクションまで起こされたことはとても素晴らしいと思いました。
・講座内容をよく学習された結果、提案されたアイデアであったため、その成果がよくわかりました。
・提案内容が既存の商品としっかりと差別化されており、実際の商品化のイメージが湧きやすく、今後の広がりに可能性を感じました。

第4回認定フェムテックシニアエキスパート

2024年7月までに行われた第4回認定フェムテックシニアエキスパート講座にて、優秀な成績を収めました。

齋藤史子さま

最優秀賞

齋藤 史子 さん

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
企画本部 R&B推進センター

「産後の身体ケア普及における男性パートナーの積極的介入の意義」女性の社会進出が進む社会において、女性特有のライフイベント“出産”を経た後、健康体で職場復帰することは極めて重要であり、身体に不調・トラブルを抱えた状態での仕事と育児の両立というのは、女性の肉体的且つ精神的余裕を無くし、第二子以降の出産意識や、仕事における生産性を低下させる傾向にあると考える。多くの経産婦は身体トラブルを抱えながら生活を送っており、治療に行きたいのに行けない現状がある。そこには罪悪感や経済的不安を抱えた産後女性の課題があり、乳児を育てる女性一人では解決できる問題ではないのにも関わらず、誰も手を差し伸べる環境にない事がわかった。この課題を解決するためには、男性パートナーからの経済的・家庭的支援における積極的な介入が有用であると考える。しかし男性が産後の女性の体について学ぶ機会は少なく、基礎知識の提供と意識改革、そして手軽に利用できる手段としてのサービスが必要である。そのためには、自治体の助産師や保健師のみならず、産後専門の知識を得ている専門家との連携も必要であり、自治体と様々な団体や企業が連携していくのが望ましいと思われる。

山崎 久乃さま

優秀賞

山崎 久乃 さん

健康美塾 FoGrace主宰

『胸まわりの筋膜ストレッチでブレストアウェアネス』日本人女性9人に1人が罹患すると言われる乳がんですが、セルフチェックをしていない、検診に行っていないなど、乳がんリテラシーが低いことに着目しました。 女性の健康美に寄り添うエクササイズ指導に、ピンクリボンアドバイザーとしての”乳がんの知識”を組み合わせ、『胸まわりの筋膜ストレッチ』を考案しました。 手軽にできるストレッチのため習慣化されやすく、乳房への意識も高まり、痛みや不安で躊躇する乳がん検診に足を運ぶきっかけになると考えています。さらに、医療機関では、乳がん検診前にストレッチを行う事で、マンモグラフィ検査への不安を和らげ、痛みの軽減に繋がっています。  家庭、社会で輝く女性がご機嫌であるよう、今後は行政や企業のご協力をいただきながら『胸まわりの筋膜ストレッチ』の普及活動を行っていきます。

石岡美来さま

優秀賞

石岡 美来 さん

FUJIYAMA BRIDGE LAB
プロダクトマネージャー

経済産業省によると、女性特有の健康課題による経済損失は年間約3.4兆円と試算されています。婦人科受診は女性特有の健康課題を解決する有効な策ですが、日本人女性の婦人科受診率は海外と比べて低いのが現状です。日本人女性の婦人科受診率が海外と同水準になれば、女性個人の健康促進とともに、生産性の向上が見込め、社会的損失が軽減されるのではないかという仮説に基づき、女性の婦人科受診率を向上させるには何が必要かインタビューを実施しました。その結果、女性の自己決定力の向上と、地域の婦人科に対する情報不足を補うことが必要だと考え、座談会の実施や地域の医療情報の提供を実装しました。今後は、今回の気付きをもとに、企業の福利厚生サービスとしての展開を目指して開発を進めます。

柳澤功さま

優秀賞

柳澤 功 さん

大手化粧品会社管理職

40代以降の女性が働き続けられることをサポートすることで、性差による格差がある環境課題のひとつが整えられ、企業に属し続けること、もしくは女性起業家の誕生につながるのではないかと考える。また、働き続けたいと思っている女性を支援できれば、多様性を生み、イノベーション創出につながり、労働力減少の一助にもなるのではないかー。日本女性の平均年齢が87歳まで急速に伸長した。そんなWomen’s Lifeのちょうど真ん中に立ちはだかる“更年期障害”という高くて時には険しい山を乗り越えるためのサービスを提供する。自身が以前、少しだけHRT(Hormone Replacement Therapy:ホルモン補充療法)治療薬の開発に携わっていたことが動機となり、未だに疾患認知率の低い日本における治療浸透率向上(“治療”という選択肢が必要な女性に届けられる仕組み)を目指す。ユビキタス診療を整備し、行動変容を促すことで、女性のやりたいことが自由に出来る「生活」といつまでも今の自分であり続ける「健康」を強力にサポートする。

梅澤 友紀さま

奨励賞

梅澤 友紀 さん

個人事業主カスタマーサクセス/営業

2024年現在、ジェンダーギャップ118位の日本において、ジェンダー平等について改善に動かなければならないことは明白であり、企業において、より強い組織を形成するためには、女性の活用・女性の活躍、女性管理職への登用が最重要である。本論文では、登用数を増やすことだけでなく、継続的に活躍し続けることを支えるセルフヘルプグループの必要性について論じている。働く女性におけるセルフヘルプグループとは、同じ「働く女性」という共通認識の上で、課題を認知・共有されるよう自身の言葉で発信することにより、共感を得たり、先人の知恵が共有され、プレゼンティーズムが改善し働きやすくなることであり、医療行為やそれを支えるフェムテックと共に重要なのではないか。働く女性にとってのセルフヘルプグループの存在が、 Well-being な企業、 Well-being な社会の実現につながり、私たちのこどもたちが生きる未来は、性差の違いなく Well-being な日本になっていると期待してやまない。